人が片づけられない理由3つのうちの2つ
①心理的要因
②環境的要因
について書いてきました
ひとつ前の記事はこちら↓
人が片づけられない3つの理由②
今回は3つ目
③社会的な要因について書いていきます
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「部屋を片付けたいけどできない」
そう悩んでいる人は少なくないです
でもできない原因が社会的な要因も
大きく関わっていることがあるんです
今回は片づけられない理由を
社会的視点から掘り下げますね
【情報過多社会が生み出す「所有欲」「浪費癖」】
現代社会はTVや雑誌だけではなく
あらゆるメディアから刺激的な情報が
洪水のように押し寄せていますが
とにかく私達の欲を駆り立てられるように
マーケティングされています
「これがあったらもっと便利!!」
「これがあったらもっと魅力的になれる!」
などなど…
そんなメッセージにさらされていたら
必要以上にモノを欲しくなってしまいますし
浪費癖がついてしまいますw
とくに、SNSの影響は強そうです‥
Instagramには素敵そうな暮らしが
大量にあがっていますよね
インテリアに限らず
素敵そうなカフェグッズや
素敵そうなワークショップや
素敵そうな美容品などなど…
憧れることが悪いわけではないですが
自分の現状把握をしないまま
物欲に駆られて浪費ばかりに走ると
片付かなくなっていくのは
当たり前かもしれませんね

【忙しい現代人がおちいる「時間貧乏」】
昔と比べて
人の価値観が大きく変化しました
現代ではなかなか
食いっぱぐれることはありませんが
暮らしに求めるレベルが上がっているので
(ぜいたく品や経験にかけるお金の増加)
共働きがかなり増えていますし
便利になったようで
将来に対する不安から
時間の使い方のバランスが悪化している
とも言えます
でも、モノや経験にはお金を費やすけれど
暮らしを整えること
時間のゆとりをもつこと
に対して価値を低くみているという
バランスの悪さから
家が荒れていくのでしょう…

【核家族とコミュニティの希薄化】
核家族が進み、
さらにはコロナで他人との距離が遠のいたり
地域コミュニティとの関係が
希薄になっていくようなこの現代では
片付けについて気軽に相談出来たり
片付けを気軽に手伝ってもらうような
こともなくなっているんでしょうね
そもそも互いの家を行き来するような
関係がなくなっているからこそ
片付けの重要性が下がっていることも
考えられます
(私の小学生時代は
ご近所さん同士、大人が行き来していて
もっと交流が活発だった記憶があります)
時々家に人を招くようにすると
いい緊張感で
家は片付きますよ(笑)

それでは
これらの要因を
解決していくにはどんな方法があるでしょう
以下にあげてみます
・情報に踊らされない意識を持つ
・タイムマネジメントを見直す
・地域交流を少しずつ増やしてみる
正論になってしまいますが
言いたいのは
意識的にとらえる
ということなんです
自分の当たり前になってしまっていることを
「今、SNSに振り回されてるな~」
とか
「今、無駄になっている時間は何かな~」
などと
自分を客観視する瞬間ももつことです
地域交流をもつ、というのは
リアルで会ったり頼ったりできる人と
意識的につながっておく
ということです
SNSや動画から情報を得るのが
悪いわけではありませんが
リアルで相談出来たり
ぱっと手を貸してくれる存在というのが
身近にいた方がいいです
子育てしているなら尚更です
もちろん、片付けに関しては
私のようなプロに頼るのが
1番の解決策ですが
人間関係の繋がりがあるだけで
解決することも多々あると思うので
ちょっと意識してみるといいかなと
思いますよ😄
