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INTERVIEW
まずはじめに、Leaf&Soilという屋号のこと。これは息子たちの名前からきています。
息子たちの名前には葉っぱと土を表わす漢字を使っています。
離婚をしてすぐに開業をしているので、私が1人でも幼い息子2人を育てていくんだ!という決意の意味を込めて名付けたのが由来です。
(今は再婚して、水の意味を含む名前の娘がいます♡)
開業当初、まずは10年働いた無印良品での経験を活かして「住み佳」という事業を起ち上げました。
有難いことに、はじめは知り合いからお仕事をいただき、そのうちご紹介やネット検索などでお客様が来てくださるようになったのです。
個人宅の片付けに限らず、店舗の整理収納や店舗の売上UPのためのアドバイス、サロン起ち上げ、飲食店のコーディネートなどもさせていただき、波はありながらも6年やってこれています。とてもありがたいことです。
訪問する中で、様々なお家の状態、暮らす人たちの様子を見てきました。
目の前にいらっしゃる方が、お家を片づけられない以上に深い悩みを持っている様子を見られることがあっても、私にはそれを解決できる技術や知識が何もないことに歯がゆさを覚えたものです。
そういった経験もあり、「子育てコーチング」「腸内解析アドバイザー」などを学びました。
Leaf&Soilは、私のような子育て中のママから、終活をお考えのご家庭、店舗を少しでも良くしてお客様のお役に立ちたいという皆様に寄り添って活動していきたいと考えています。
離婚する前には元夫の会社に入り、経理総務を担っていたのですが、自宅でじっとパソコンと向き合って、子ども以外にはほとんど誰とも会わずに過ごしているような時がありました。
その時「社会的に寸断されている」「言われたこと以外出来なくて、仕事を楽しめていない」という状態に感じてしまって、ちょっとしんどく感じていたんです。
関西から東京へ来て、友人も周りにほとんどいなかったので、モヤモヤしても1人でずっと向き合うだけでくすぶってました。
そんな中、次男出産後に一念発起するきっかけがあり、「八王子ママの会」を起ち上げ、さらにフリーペーパー「Kakka」(16pの冊子)を制作して1万部配布、ママのための「山麓garden」というママイベント(出店数30店舗)を主催…ということを半年でやり遂げます(次男が生後半年)。
それをきっかけに、数少ないママ友達以外にも八王子じゅうに繋がりができて、行政や都立公園などとも連携するような企画がいっきに増えました。その後も様々な活動をするのですが、ほとんどボランティアベースでした。
忙しくて家庭に関わる余裕のない元夫とは価値観の乖離が進んでしまいました。日々、元夫の顔色をうかがうようなモヤモヤから脱出するために離婚を決意することになり、加えて自分のもつチカラを試してみたくなったのが起業のきっかけです。
初めての結婚をしてから、2人の子供を産み育て、離婚するまでの間、無意識レベルで私は私自身のことを「こうあるべき姿」に縛り付けていました。
「妻とは、母とは、女性とは、こうあるべき」に捉われて、そこから外れることをとても恐れていた気がします。
自分を犠牲にしてでも家庭に尽くしていた私…。よりどころは全て外側からの評価になっていました。
夫や周囲の評価を受けられないと、とてつもなく自信を失ってしまって「役に立たない私は価値がない」と自分を責めることが多かったように思います。
そして自分がそのような状態だと、目の前にいる相手が本当に「お前は役に立たない」という表現をしてくるのです。つまりは元夫のことですが、分かりやすい鏡の法則ですね。
そんな自分とひたすら向き合い続けた結果、離婚を決意するに至りました。
自分で自分を勝手に縛り付けていたことに気が付いてからは、「何が食べたい?」「何が着たい?」「どう過ごしたい?」と自身の心に問うようになり、ちょっとした希望や理想を叶えることが上手くなっていったように思います。
その後巡り合わせで再婚、3人目を出産して、今目の前にいる家族はそれぞれみんな私のことを大好きでいてくれ、とても大切に扱ってくれています。
まだまだ私自身も発展途上中ですが、「わたしの生きたい人生を生きる」ことを大事にしながら、周りの人たちやこれから関わっていく方々にもそのサポートが出来る自分でいられるよう、成長し続けていきたいと思っています。
これまで「八王子ママの会」「住み佳」などを通して、本当にたくさんのママ達に出会ってきました。
とても濃い時間を過ごしてきていて、どれも思い出深いことばかりなのですが、その中でも印象的なのは2018年、2019年で主催に関わった都立公園での屋外イベント「こもれびピクニック」でしょうか。
本当に沢山の方々(2018年はナイトシネマもあって5000人、2019年は2500人)にご参加いただき、頭がはげそうなくらい準備に時間を要しつつも、当日多くの笑顔が見られたシーンは今でも高揚感が湧くくらい印象に残っています。
そして、私はいつも大きな企画を1人でやろうとしてしまうところがあったのですが、周りにいる色んな人達が手を差し伸べてくれて、沢山助けてもらってきました。
人に頼ることや任せることがまだまだ得意ではない側面があるのですが、みんなで作り上げることの感動はいつまでも忘れずに、これからも大切にしていって、助け合いの心を持ちながら、今後の活動にも活かしていけたらいいなと思っています。
今、私は子育て歴12年を超えました。子育てを通して、自分自身の未熟さにいつも気づかされます。
また、これまでの活動を通して、女性が抱える葛藤や悩みをより多く目の当たりにする機会があったし、私自身もたくさん向き合ってきたと思います。
色んなお悩みの多くは「思い込みにとらわれている」か「知識不足」によるものです。
自分の思い込みやとらわれが周囲の人間関係を形成するといっても過言ではないし、知識が足りないから見える世界が狭いままで苦しむのです。
自分が閉じこもっている箱の中を「当たり前」「常識」と思っていても、箱から外に出てみたら全然違う見え方だってあるんです。
「あの人が悪い!」と思い込んでいるかもしれないけど、それはご自身の投影なんです。「私なんて」と思っていた私に「お前なんて」という存在がいた過去の私も同じこと。自分が自分を大切に扱わなければ周りも自分を大切になんて扱ってくれません。
私は自分の経験をフルに活かして、お家のお片付けや健康サポート、子育てや夫婦関係のご相談など、女性がより良い暮らしと人生に進んでいけるサポーターでありたいと思っています。
変えたい!変わりたい!と思った時がはじまりです。
いつだって「自分がどう在りたいか」。
人生は1度きり!一緒に、自分の生きたい人生を創っていきましょう!