幼児を育てていて
片付かないおもちゃに
イライラす…怒鳴ってしまう…
そんなママ向けにこの記事を贈ります
・・・・・・・
毎日、育児お疲れ様です!
元気いっぱいのお子さんとの暮らしは
笑顔も沢山くれるけれど
「もーーーーーーー!」となる瞬間も
少なくないですよね(´;ω;`)
特に散らかったおもちゃ…
「何度言っても片づけてくれない!」
「こっちがやるしかないの?」
そんな風にイライラしてしまうこと
ありませんか???
我が家にも子どもが3人いて
今も3歳児が毎日おもちゃで遊び
リビングを荒らしていくので
お気持ちはよ~くわかります(笑)
でも、ちょっと考えてみてください
そもそも、2歳や3歳の子どもが
自分から進んで完璧におもちゃを片づける
なんで、出来なくて当たり前
なのかもしれません…
今回は
そんなお片付けのイライラから
少し手も解放されるためのヒントや
考え方のコツをお伝えしたいと思います
なんで片づけられないの?
幼児の「できない」理由
まず、知っておきたいのは
この時期の子ども達の発達段階です
①「今」に夢中!
幼児、特に2~3歳の子ども達は「今、目の前にある楽しいこと」に全力投球!遊びに夢中になっている時に「はい、おしまい、片づけて」と言われてもすぐに気持ちを切り替えるのはまだ難しいんですよね…。「まだ遊びたい」という気持ちでいっぱい…それが幼児の基本だととらえてみてください
②「片付いた状態」がイメージできない
大人は「おもちゃが元の場所にある状態=片付いた状態」と分かっていますが、子どもにとってはそのイメージがまだあいまいです「どこに何を戻せばいいのか分からない」ということもよくあります
③「終わり」の概念が簡単ではない
「遊びが終わったら片づける」というルールや先の見通しを持つことがまだ得意ではありません。終わりと言われてもピンとこないことも…
つまり、片づけないのは
わざとママを困らせようとしている
わけでも性格がだらしないわけでも
ないことがほとんどです
発達的にまだ難しいだけ
そう思うと、少し肩の力が抜けませんか??
イライラの原因
もしかしてママ自身の中にない?
私は脳科学を学んでいるので
ここが一番気になるところですが
そのイライラの根本原因は
子どもの行動だけではないかもしれません
下に書いていることに
心当たりはありませんか???
・ママ自身の疲れや心の余裕のなさ
毎日忙しい育児や家事、仕事…。理解の無い旦那や他家族とのやりとりに疲れて、そもそも心に余裕がなかったりすると普段なら気にならないことにもイライラしやすくなりますよね
・「ちゃんとしなきゃ」という思い込み
「母親なんだから、家はいつもきれいに整えておくべき」「きちんとしなきゃ」といった、無意識の「~べき」という思考があなた自身を苦しめていませんか?誰かに言われたことを、同じように子どもにも言っていませんか??
・周りと比べてしまう
SNSなどで見る「きちんとした暮らし」や他の子と比べて「うちの子はなんでできないの」と感じてしまうことも焦りやイライラにつながることがあります
・親子のちょっとしたすれ違い
もしかしたら、片付け以外の場面でもお子さんとのコミュニケーションがうまくいってないと感じることがあり、その小さなストレスが積み重なっている可能性も
もちろん、「子どもが片づけない」
という事実はありますが
それに対するママ自身の受け止め方や
その時の心の状態が
イライラの度合いを大きく左右している
ことは意外と多いんです
私も、夫との関係がぴりつくとき
子ども達にまでイライラしてますw
でも、それに気付いているか否かで
その後にとる行動は変えられるのです
まずは「仕組み」から!
とは言え、「ママの心の持ちよう」
だけでは目の前の散らかったおもちゃは
なくなりませんよねw
ここで大切なのが
「子どもが片づけやすい仕組みを
大人が作ってあげること」です
子どもが「これならできそう!」
と思える環境を整えることから
始めてみませんか?
【片づけやすい仕組み作りのヒント】
①おもちゃの「おうち」を決める
・「このおもちゃはこの箱」
「ぬいぐるみはこのカゴ」
というようにおもちゃの定位置を決めましょう。子どもにも分かりやすいように
「ブロックさんのおうちはここね~」
などと具体的に教えてあげると良いですね
・ポイントはざっくり収納!種類ごとに細かく分けすぎると、子どもも大人も大変です
「乗り物」「積み木」「おままごと」くらいの大まかなくくりでOK!
②ポイポイ収納を取り入れる
・ふたのないオープンな箱やカゴがおすすめ!子どもがポイポイ入れるだけで片づけられるのでハードルがグッと下がります
・棚にしまうときも、引き出しより、棚にカゴを置いて、そこに投げ込むスタイルの方が簡単なことが多く、保育園などでも採用されている方法です
③写真やイラストでラベリング
・まだ字が読めない子どもたちのために収納ボックスや棚に、中にはいっているおもちゃの写真やイラストを貼ってあげましょう「どこに何をしまうかが」一目でわかります
④出しっぱなしにするおもちゃの量を決める
・全てのおもちゃが一度に出ていると片付ける量が多すぎて、子どもも大人もやる気がなくなってしまいます「今遊ぶのはこれだけ」と出す量を制限するのも効果的です
・一時的に使わないおもちゃは別の場所に保管しておき定期的に入れ替える「おもちゃローテーション」もおすすめです♪新鮮味もあって子どもも喜びますよ
⑤おもちゃ以外の場所も整える
・実はこれ、すごく大事なポイントです
おもちゃスペースだけでなく、リビング全体、家全体がある程度片付いていると、不思議と心にも余裕が生まれます「おもちゃだけ散らかっている」状態なら片付ける意欲もわきやすいもの
・逆に家全体がごちゃっとしていると「どうせ散らかっているし…」とおもちゃの片付けも億劫になりがちですし、子どもに当たりやすくなります…まずは大人が管理しやすい範疇で家全体のスッキリを目指してみるのも遠回りのようで近道かもしれません
声掛けのタイミングと伝え方のコツ
仕組みが出来たら
次は「いつどうやって声をかけるか」
①「終わり」と予告する
・遊びの途中でいきなり「お片付け!」というのではなく、「長い針が○になったらおしまいね」「あと何回やったらお片付けしようか」など事前に終わりの時間を知らせてあげましょう!心の準備ができます♪
これは外遊びを終わらせる時の声掛けにも応用できます
②「一緒にやろう」と誘う
・片付けなさい!!と命令するのではなく「ママとどっちが早くブロックを箱に入れられるか競争!」「一緒に車さんをおうちにかえしてあげようか」など遊びの延長のように誘ってみましょう
・最初のうちは、大人がほとんどやってあげるくらいでOK!「自分でできた!」という達成感を少しずつ育てていくことが大切です
③具体的に指示する
・「おもちゃ片づけて」という漠然とした指示ではなく「赤い積み木をこの箱に入れてくれる?」「くまさんをベッドに寝かせてあげて」など具体的に一度に一つのことをお願いしてみましょう
④タイミングを見計らう
・眠い時、お腹がすいている時、疲れている時は大人だって何もしたくないですよね…子どもなら尚更です(´;ω;`)機嫌の良い時は、次の活動(おやつ、お風呂、お出かけなど)の前の区切りとして習慣づけていくのがオススメです
⑤できたらたくさん褒める
・結果だけでなくやろうとした気持ちや少しでも手伝ってくれたことを具体的に褒めてあげてください「わー赤い積み木いれてくれたんだね、ありがとう」「一緒にやってくれてママ助かるな~」などポジティブな言葉かけが次の意欲に繋がります
・完璧じゃなくていいです「ちょっとでもできたら花マル!」くらいの気持ちで♬
大切なのは「完璧」より「笑顔」
幼児のお片付けは
「しつけ」というより「練習」の段階です
自転車の練習と同じで
最初から上手にできる子はほとんどいません
大人が補助輪になったり
後ろを支えてあげたりしながら
少しずつできるようになっていくものです
そして、何より大切なのは
お片付けを通して親子の関係が
悪くならないこと
イライラして叱ってばかりいると
子どもにとってお片付けは
「嫌なコト」「ママが怒ること」
になってしまいます
それではますます
片付けなくなってしまうかもしれません
おもちゃが多少散らかっていても
ママが笑顔でいられる方が
子どもにとってはきっと嬉しいはず
「今日は疲れちゃったから
ママがやっちゃおうかな」
「明日は一緒に競争してみようかな」
そんな風に
日によって対応を変えたっていいんです
ママ自身が
「まあいっか」
「まだできなくて当たり前だもんね」
と良い意味で諦めたり
許したりすることも時には必要です😉
お片付けの仕組みを整え
声掛けを工夫しながら
まずは
「親子で一緒に楽しく片づける時間」
を目指してみませんか?
焦らず、比べず(←これ大事)
お子さんのペースに合わせて🙉
そして頑張っている
ママ自身のことも
たくさん労ってあげてくださいね🙆
ママ、あなたはがんばってる!!!
少しでも
お片付けのイライラ解消のヒントになれば
嬉しいです😚
ちなみに
私の家族と関わる上でのモットーは
明日もし相手が急に死んだとしても
後悔しない関わりができているか
私も完璧ではないけれど
イライラしてしまった時は
いつもそのことを頭に思い浮かべて
心を落ち着かせるようにしています
今しかない子育て期
楽しみましょうね♪
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